パーソナルインタビュー企画 vol.3 株式会社リクルートライフスタイル 小林さん 

2016/04/25

小林さん インタビュー写真

小林さんが転職を考えたきっかけは、何だったのでしょう?

前職は大手精密機器メーカーに勤務しておりました。
大学時代に長く携帯電話販売のアルバイトをしていたこともあり、実際の製品を扱う事、また機能改善も含め携われる仕事が面白そうという観点でメーカーに興味があったんですよね。
その中で、グローバルに展開している企業、一方で超大企業は担当部門や領域に閉じてしまう可能性があると思い、全体が見渡せる規模感を持ち、かつ事業を広く展開していた前職を選びました。
元々、人事希望という訳ではなかったのですが、6年半ほど人事として採用、教育、人事制度、労務管理、組合対応など幅広く経験してきました。

転職を視野に入れ始めたきっかけは、入社1年目でリーマンショックが起きて、前職が厳しい経営状況に置かれたときに、漠然と同じ会社で働き続けることに不安感を持ったことでしょうか。
一つの企業でずっと働くことを前提としたキャリア設計ではなく、自分の経験やスキルをどう成長させ、蓄積させていけばいいのかを重視する考え方にシフトしていきました。

でもそのときはすぐに転職ということではなく、まずは現職でしっかりと経験を積むことを考えていました。
採用業務をメインに担当していたのですが、採用ではターゲット策定からプロモーション、プロセス設計までゼロベースで任せてもらえましたし、その後の入社後研修、定期フォローまで一気通貫で携わっていました。
割と自由にやらせてもらっていて、上司や先輩もそれを期待してくれる環境だったので、今振り返っても楽しく仕事ができていたと思います。

そんな中、縁あって入社6年目に他企業の人事の方々との勉強会に参加する機会があり、日本を代表する企業各社の取り組みや、視点の違いなどを感じ、別の会社で人事をやることへの関心が強くなっていきましたね。

ちょうどその頃のタイミングでお会いさせていただきましたね。
当時、現職であるリクルートライフスタイル(以下RLS)社をご紹介されてどう思われましたか?

そうですね。それまでは、リクルートという会社を「働く場所」として意識したことはなかったのですが、寺井さんからご紹介頂く中で、会社が実現したい世界観が積極的に発信され、それを実現するために守りではなく、攻めの人事が求められる環境にとても興味を持ちました。
またリクルートグループの中でもRLS社ならではの身近な日常生活にプラスのインパクトを与えられる環境で仕事をしたいという想いもありました。

それと実は、前職からの変化が大きそうな分だけ興味も湧きました。
私はメーカー出身だったので、ITサービス業との違いの大きさを人事の勉強会や友人から聞いていたので、本当にどれだけ違うのか体感したいという好奇心もありましたね。

私は業界云々よりも小林さんのお仕事の中身やスタンスを踏まえRLS社をご紹介させて頂いたのですが、小林さん自身もポジティブに捉えてくださったことをよく覚えています。一方で転職に対するリスクも感じてらっしゃいましたよね?

はい、現職に残ることのメリット・デメリット、新しい環境でチャレンジすることのメリット・デメリットについてはそれぞれ整理しましたね。
例えば現職では6年半の人事での積み上げがあるので、色々と任せてもらえるようにはなってきていました。ただこの先の積み重ねが、他の組織でも通用する力につながるイメージが持ちづらい部分がありました。
一方で、違う環境・組織で改めて人事という仕事を経験することは、視野の広がりや成長を実感できそうでしたが、同時に求められる期待に応えられなかったり、会社にうまく馴染めないケースもあるよなと。
ただそれらを比べた時に、最後はそれまでの6年半に自信を持てたので、やや楽観的かもしれませんが「まあなんとかなるだろう」と思いました。

転職活動自体はどうでしたか?

幸いにも、転職活動自体は想像以上にスムーズでした。
寺井さんがマメに相談に乗ってくれて、自分の考えをある程度整理できた状態で面接に臨めたことは大きかったです。
現職は、前職とは業界、社風ともに大きく異なりますが、会社が変われば文化が違うことは当然だと思っていましたので、「何がどう違うのか」を理解することを重視して、選考の過程でお会いした方や寺井さんからお話を聞いたり、同業界で働く友人の話を聞いたりもしましたね。
実際の選考でも肩肘張らずに色々聞けたのがよかったですし、面接官の方からもざっくばらんに自社の仕事について説明してもらえたのでよく理解できました。

小林さんは前職での経験と現職からの期待を、面談から選考の過程でしっかりとすり合わせることができた印象です。それでも最後決断する上で迷いもありましたよね?

もちろん迷いはありました。前職はそれまでの慣れ親しんだ環境ですし、穏やかな生活は過ごせるんだろうなと思いながらも、やはり自身の転職活動のきっかけでもあった、新しい環境で刺激を受けつつ成長したいというワクワク感が勝りました。
10年後の自分を想像した時にどう在りたいのかをイメージして、そのためには今の自分がどのような環境でチャレンジすべきかを理解し、自分自身で覚悟を決めることができたのは、転職活動を通じて得られたものだと思います。

今後のキャリアを見据え、異なる環境でチャレンジすることをご自身で強く決断できたことが決め手となったのですね。ご入社されてからはどのようなお仕事を任されてるのですか?

入社してからは主に人材育成に関わっています。
すでに確立されたプログラムを安定的に運営するだけでなく、事業部門の状況を把握しながら、現状にフィットした育成・研修プログラムを企画・提案していくことが求められるので、責任と同時にやりがいをとても持ちながら仕事をしています。
研修運営は、人事部でも従業員との接点が多いため、この約一年で会社のことを理解できるようになってきてはいますが、もっと理解を深めなければと思います。

また、リーダーとしての役割も担っているため、自分の担当業務以外も円滑に進むような仕組みづくりや心配りも必要なので、毎日が勉強です。
人材育成だけでなく、働き方の多様化が進む現状に対応した労働時間ガイドラインを作成したり、従業員のリフレッシュや交流促進を目的とした「ライフスタイル部活動」という制度のルール見直したり、人事部が属する企画統括室のキックオフイベントの懇親会幹事など、いろいろな仕事を協働しながら進める機会もあるので、新鮮な気持ちで取り組めていますし、視野の広がりは感じますね。
4月からは、新たなミッションも担うことになるので、大変そうですが楽しみです。

ご入社して1年で既に色々と任されてらっしゃるのですね。やはり最初は慣れるまで大変だったのではないですか?

メーカー出身者は現職ではかなり珍しいと聞いていたので、しばらくは大変だろうなと覚悟していましたが、思ったよりも戸惑いなく慣れることができました。
上司の方が話しやすい雰囲気を作ってくれ、コミュニケーションの機会もしっかりと設けてもらえたのが、本当にありがたかったです。
上司や同僚だけでなく、初対面の役職者の人でも、お願いすると快く相談に乗ってもらえたりするので、中途入社でも適応しやすい社風だと思います。
あ、でも、良くも悪くも仕事の振られ方はアバウトだったりもするので、「おぉ!」と驚いたことは何度かありました(笑)
でも投げられたボールはしっかりと打ち返したいという思いでやっていますので、そういうときは逆に燃えましたね。

静かに闘志を燃やしている小林さんが目に浮かびます(笑)でもそのようなスタンスでお仕事に取り組めていることがきっと成果につながっているのですね!
改めて今は前職の大手精密機器メーカーとの環境の違いをどのように感じておられるのですか?

当然ですが会社が変われば経営戦略や文化が異なるので、同じ人事部とはいえ仕事の進め方は大きく異なります。リクルートライフスタイルは日常に密着したサービスを扱っていることもあり、変化のスピードが早いですし、ボトムアップでの提案も求められます。

ですが、人事という仕事の大まかな流れ、ベースとして必要な知識や考え方は共通しているとも感じています。
そういう意味では、前職である程度の裁量を与えてもらいながら培った経験が今の仕事にも活きていると感じていますし、前職での蓄積があったからこそ転職のチャンスを掴むことができたんだと思います。
前職にずっといたとしたら、ぼんやりとしか感じられなかった感謝の気持ちも、転職によって改めて持つことができました。

前職の皆さまへの感謝を忘れないあたりが小林さんらしいですね!

転職しても前職の方々とのつながりが切れるわけではないですし、そう思えたことがチャレンジを後押ししてくれた部分もあると思っています。
今もよく連絡を取っていますよ。転職を決断した際も最終的にはすごく応援してくれて、送別会も何度も開いてくれました。
私にとって今後も大事にしていきたい繋がりですね。

イキイキと新しいステージで働いている小林さんのお話を聞いて、こちらもパワーをもらえました。本日はありがとうございました!
小林さんの益々のご活躍を願っております!

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